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西武学園文理2011【1】の(5) ☆濃度・食塩水の一部を捨てた後に加えた食塩の重さを求める☆


200gの水に食塩を40g入れて食塩水を作りましたが、この食塩水を何gか捨ててから新たに食塩を加えたところ、20%の食塩水が100gできました。後で加えた食塩は何gですか。
 
 
※ 続きを見る場合は、下の「解説はこちらから」をクリック!

 


まずは問題文に書いてある食塩水の操作の流れを簡単に確認しておくと、
 
・ 200gの水に40gの食塩をぶち込んでよくかき混ぜる
・ その食塩水をドバドバと捨てる→水も食塩もそれぞれ同じ割合で減る
・ 残った食塩水に食塩だけを何gか加えてかき混ぜる→水の量は増えない
・ 濃さ20%の食塩水が100gできる
 
となっています(次の図参照)。
 
※ 画像はすべて、クリックすると拡大します。

seibu1-501.png








また、最後の段階で食塩の量は100×0.2=20g、水の量は100-20=80gになったのですが、途中で加えたのは食塩だけなので、水の量は「最初は200gあった→途中で何gか捨てた→80g残った」という流れであることが分かります。
 
したがって、食塩水をドバドバと捨てたときに減った水の量は200-80=120gであり、それは最初に入っていた水の量(200g)の120÷200=5分の3にあたります。
 
※ つまり、容器に残った水の量は最初の1-5分の3=5分の2
 
食塩水を捨てたときに水の量が5分の3減ったのであれば、食塩の量も同じく5分の3減るはずなので、最初に40gあった食塩は、次の図のように40×5分の2=16gが残りました。

seibu1-502.png













つまり次の図のように、食塩の量は
 
・最初は40gだった
・食塩水を捨てたときに16gだけ残った
・容器の中へ□g加えた
・最後は20gになった
 
という流れで変化したことが分かります。

seibu1-503.png




以上から、後で加えた食塩の量は20-16=4gになります。
 
 
【補足】
 
最初に水200gと食塩40gを混ぜたときの食塩水の濃度を求めようとしても、40÷240が割り切れなくてちょっと憂鬱です。
 
ただ、そういう場合でも%を分数で表せばOKなのですが、この問題に関してはムリに最初の時点の濃度を求めない方がスムーズに解けると思います。

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