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2010

大妻多摩2010【5】 ☆規則性・偶数を4個ずつ並べた数列☆


次の図のように、ある規則に従って数が並んでいます。このとき、次の問いに答えなさい。
 
※ 画像はクリックすると拡大します。

otama501.png


(1) 15組の3番目の数はいくつですか。
 
(2) 初めの数2から最初に出てくる100までの、すべての数の和を求めなさい。
 
 
※ 続きを見る場合は、下の「解説はこちらから」をクリック!


(1)
まずは次の図を使って、各組の最初に来る数の規則性を確認しておくと、
 
・1組目の最初の数→1×2-1=1なので、1番目の偶数である2から始まる。
・2組目の最初の数→2×2-1=3なので、3番目の偶数である6から始まる。
・3組目の最初の数→3×2-1=5なので、5番目の偶数である10から始まる。
・4組目の最初の数→4×2-1=7なので、7番目の偶数である14から始まる。
 
となっていることから、□組目の最初に来る数は、□×2-1番目の偶数であることが分かります。
 
※ 画像はすべて、クリックすると拡大します。

otama502.png



したがって、15組目の最初に来る数は、次の図のように15×2-1=29番目の偶数になります。
 
また、その後はとなりに進むごとに2ずつ増えていくので、15組目の3番目に来る数は「29番目の偶数+4」を計算すれば求められます。

otama503.png













29番目の偶数は2×29=58なので、答えは58+4=62になります。
 
 
(2)
初めて100が出てくるのは、4つの数が次の図のように「94・96・98・100」のときです。
 
そのグループの最初の数である94は、94÷2=47番目の偶数なので、この4つの数のグループを□組とおくと、□×2-1=47という式ができます。
 
したがって、初めて100が出てくるのは(47+1)÷2=24組目になります。

otama504.png












また、それぞれの組の4つの数の合計を求めてみると、
 
・1組目→2+4+6+8=20
・2組目→6+8+10+12=36
・3組目→10+12+14+16=52
・4組目→14+16+18+20=68
・24組目→94+96+98+100=388
 
となっていることから、各組の4つの数の合計は1組目の20から16ずつ増えていくことが分かります。
 
つまりこの問題で求めたいのは、次の図のように「20」から「388」までの同じ数ずつ増えていく24個の等差数列の和なので、答えは(20+388)×24÷2=4896になります。

otama505.png





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