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立教女学院2011【1】の(7) ☆容積・水の入った容器におもりを沈める問題☆


1辺の長さが50㎝の立方体の容器に、底面からの高さが40㎝のところまで水が入っています。縦1㎝、横2㎝、高さ3㎝の直方体の金属のおもりがたくさんあり、これらを水の入った容器の中に沈めていくことにします。ある時間を基準にしてAさんは2秒後から2秒ごとに、Bさんは3秒後から3秒ごとに一定の間隔でおもりを容器の中に沈めていきます。初めから(  )分(  )秒後におもりを沈めると、水面の高さは初めて41㎝より高くなります。ただし、おもりを沈めるのにかかる時間は考えないものとします。
 
 
※ 続きを見る場合は、下の「解説はこちらから」をクリック!


容器の中に沈めたおもりの体積の合計が、立方体の深さ41-40=1㎝分の容積にあたる50×50×1=2500㎤を超えるまでにかかる時間を求めればOKです。
 
Aさんは2秒おき、Bさんは3秒おきにおもりを1個ずつ沈めていくので、まずは2と3の最小公倍数である6秒間に2人が沈めるおもりの個数を求めてみると、
 
・Aさん→6÷2=3個
・Bさん→6÷3=2個
 
なので、合わせて3+2=5個になります。
 
また、おもり1個の体積は1×2×3=6㎤なので、おもりを6秒間に5個ずつ沈めるたびに、容積は6×5=30㎤ずつ増えていきます。
 
2500÷30=83余り10なので、「おもりを6秒間に5個ずつ沈める」を83回繰り返し、さらにおもりを10㎤より多く沈めたとき、容器の水面は初めて41㎝を超えます。
 
「おもりを6秒間に5個ずつ沈める」を83回繰り返すのにかかる時間は6×83=498秒す。
 
残りの10㎤を超えるためにはおもりが2個必要なので、次の図のように
 
・498秒から2秒後にAさんがおもりを1個沈める
・498秒から3秒後にBさんがおもりを1個沈める
 
という作業が終わった時点で、容器の水面の高さが41㎝を超えます。
 
※ 画像はクリックすると拡大します。


rijo1-701.png


最後に498+3=501秒を「○分□秒」の形に直しておくと、501÷60=8余り21なので、答えは8分21秒になります。

 
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