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08/04

Wed

2010

栄東2010【1】の(4) ☆公約数・公倍数・約束の計算☆

下の図のa、b、c、d、eにはそれぞれ1つの整数が入ります。X、Y、Zではある操作が行われます。

※ 画像はクリックすると拡大します。

eito1-401.png




【行われる操作】
 
X:aにaより1だけ大きい数をかけて得られた数をbにする。
Y:bあるいはdの約数の個数をcにする。
Z:cがaより大きいとき、dをcと同じ数にしてYに戻す。cがaと同じ、またはaより小さいとき、eをcと同じ数にする。
 
 
aが20のとき、eに入る数を求めなさい。
 
 
※ 続きを見る場合は、下の「解説はこちらから」をクリック!

 


aに20を入れると、20+1=21とかけ合わせた答えがXに進むので、Xには20×21=420があてはまります。
 
bでは420の約数の個数をチェックするので、まずは次の図のように420を素因数分解してみます。
 
※ 画像はすべて、クリックすると拡大します。

eito1-402.png













上の図から、420を素数の積で表すと2×2×3×5×7となることが分かります。
 
また、その式の中に2が2個、3と5と7が1個ずつ使われているので、420の約数の個数は(2+1)×(1+1)×(1+1)×(1+1)=24個になります。
 
※ この計算の意味がよく分からん場合はコチラをサラッと流し読み。
 
したがってYには24があてはまるのですが、それだと次の図のようにcがaより大きくなってしまうので、Zからdの道を通って24がYに逆戻りします。

eito1-403.png

 




そこで、今度は次の図のように24を素因数分解してみると、24は2×2×2×3と表せることが分かるので、24の約数の個数は(3+1)×(1+1)=8個になります。

eito1-404.png











すると、今度は次の図のようにcがaより小さくなるので、8がそのままeへ移動します。
 
したがって、aが20のとき、eにはがあてはまります。

eito1-405.png






 
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