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2011

桐朋2011【3】 ☆公倍数・線分図と公倍数を利用して玉の個数を求める☆

箱の中に、赤玉と白玉と青玉が入っています。赤玉の個数は6の倍数で、青玉の個数は7の倍数です。白玉が赤玉より10個多く、青玉が白玉より8個多いとき、次の問いに答えなさい。
 
(1)
青玉の個数として考えられる数のうち、最も小さいものを求めなさい。
 
(2)
箱の中に400個以上の玉が入っています。白玉の個数として考えられる数のうち、最も小さいものを求めなさい。答えだけでなく、途中の考え方を示す式や図などもかきなさい。
 
 
※ 続きを見る場合は、下の「解説はこちらから」をクリック!

(1)
白玉が赤玉より10個多く、青玉が白玉より8個多いので、青玉は赤玉よりも10+8=18個多いことが分かります。
 
赤玉の個数を□個とおくと、青玉の個数はそれよりも18個多いので、赤玉と青玉の個数の関係を線分図に表すと次のようになります。
 
※ 画像はすべて、クリックすると拡大します。

tohou301.png










赤玉の個数である「□個」は6の倍数、そして18個も6の倍数なので、青玉の個数である「□個+18個」は6の倍数です。
 
また、問題文に「青玉の個数は7の倍数」とあることから、青玉の個数は6と7の公倍数であることが分かります。
 
つまり、青玉の個数として考えられる最も小さな数は、6と7の最小公倍数のことなので、答えは42個になります。
 
 
(2)
さっきの問題で、青玉の個数は6と7の公倍数であることが分かったので、そのことを頭の片隅に置きながら問題を解いていきます。
 
3種類の玉の個数の関係を線分図に表すと次のようになるので、図の緑色3か所の玉の数は全部で400-(10+18)=372個以上、そして緑色1か所の玉の数は372÷3=124個以上になります。

tohou302.png







次のように、赤玉と青玉の個数の関係を線分図に表してみると、赤玉の個数(緑色の部分)は124個以上なので、青玉の個数は124+18=142個以上となることが分かります。
 
また、青玉の個数は6と7の公倍数なので、青玉の個数には、
 
・6と7の最小公倍数である42の倍数である
・142個以上である
 
という2つの条件を満たす数があてはまります。

tohou303.png










つまり青玉の個数は、142よりも大きく、142に最も近い42の倍数である42×4=168個です。
 
白玉の数は青玉よりも8個少ないので、答えは168-8=160個になります。

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