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獨協2011【7】 ☆公倍数・3つの点が一直線上にそろう時間を求める☆


次の図のように、点Oが中心で、半径がそれぞれ1㎝、2㎝、3㎝の3つの円と、Oを通る直線PQがあります。点A、B、Cが図の位置からそれぞれ3つの円周上を同じ方向に同じ速さで動きます。Aが4秒で1周するとき、次の問いに答えなさい。
 
※ 画像はクリックすると拡大します。

dokkyo701.png









(1)
B、Cはそれぞれ何秒で1周しますか。
 
(2)
A、B、Cが最初の位置に同時に来るのは動き始めてから何秒後ですか。
 
(3)
動き始めてから500秒の間にA、B、Cが同時に直線PQ上に並ぶことは何回ありますか。
 
 
※ 続きを見る場合は、下の「解説はこちらから」をクリック!


(1)
3つの点はそれぞれのコースを同じ速さで進むので、円周の長さが2倍、3倍になれば、1周するのにかかる時間もそれに比例して2倍、3倍と増えていきます。
 
次の図のように、Bが通るコースの半径はAのコースの2÷1=2倍なので、円周も2倍の関係になっているはずです。
 
つまり、Bがコースを1周するのにかかる時間は、Aがコースを1周するのにかかる時間の2倍なので、答えは4×2=8秒になります。
 
※ 画像はすべて、クリックすると拡大します。

dokkyo702.png








また次の図のように、Cが通るコースの半径はAのコースの3÷1=3倍なので、円周も3倍の関係になっています。
 
つまり、Cがコースを1周するのにかかる時間は、Aがコースを1周するのにかかる時間の3倍なので、答えは4×3=12秒です。

dokkyo703.png









(2)
Aは4秒ごと、Bは8秒ごと、Cは12秒ごとにそれぞれのコースを1周するので、3つの点が同時に最初の位置へと戻るのは、4と8と12の最小公倍数である24秒後になります。
 
 
(3)
次の図のように、3つの点はコースを半周するごとに直線PQの上へ来るので、まずはそれぞれの点がコースを半周するのにかかる時間を求めてみると、
 
・A→4÷2=2秒ごと
・B→8÷2=4秒ごと
・C→12÷2=6秒ごと
 
となるので、3つの点は2と4と6の最小公倍数である12秒ごとに、直線PQ上へ同時に来ます。

dokkyo704.png











500÷12=41余り8なので、500秒の間に3つの点が直線PQ上に並ぶことは、全部で41回あります。

 
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