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立教女学院2011【1】の(6) ☆数の性質・1から100までかけた数を9で割れる回数☆

A=1×2×3×4×・・・×98×99×100とします。この数Aを9で割り、その商を再び9で割るというように、割り切れなくなるまで9で割っていきます。このとき(  )回割り算ができます。
 
 
※ 続きを見る場合は、下の「解説はこちらから」をクリック!

 

100÷9=11余り1なので、1から100の中には9の倍数が11個あります。
 
したがって、9で11回割り算ができます。おしまい。
 
・・・で正解なら話は早いのですが、現実はそんなに甘くないみたいです。
 
9=3×3なので、まずは「1から100の中に3が何個あるのか」を確認して、それを2で割ると「9が何個作れるのか」が分かります。
 
1から100の中には、「3の倍数の仲間たち」が
 
・3が1個含まれている数→3の倍数(3、6、9、12など)
・3が2個含まれている数→3×3=9の倍数(9、18、27など)
・3が3個含まれている数→3×3×3=27の倍数(27、54、81の3個)
・3が4個含まれている数→3×3×3×3=81の倍数(というか81だけ)
 
の4種類あり、それらの関係をベン図に表すと次のようになります。
 
※ 画像はクリックすると拡大します。

rijo1-601.png








たとえば54を素数の積で表してみると2×3×3×3となるので、54の中には3が3個あります。
 
※ 54は3の倍数、9の倍数、そして27の倍数だから全部で3個。
 
そのうちの1個目は3の倍数として上の図のアに、2個目は9の倍数としてイに、そして3個目は27の倍数としてウにあります。
 
そんな感じで、上のベン図のア~エにそれぞれ3が何個あるのかを確認してみると、
 
・ア(3の倍数)→100÷3=33余り1だから33個
・イ(9の倍数)→100÷9=11余り1だから11個
・ウ(27の倍数)→100÷27=3余り19だから3個
・エ(81の倍数)→81しかないから1個
 
となるので、1から100の中に、3は全部で33+11+3+1=48個使われています。
 
それらを2個ずつ組み合わせると9ができるので、答えは48÷2=24回になります。
 
※ 9が何個作れるのか=9で何回割れるのか

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