忍者ブログ

気まぐれ解説カフェ(仮)

中学受験算数の入試問題を今日もゆるゆる解説中。算数プリントの無料ダウンロードは右横カテゴリ「プリントの無料ダウンロード」からどうぞ。

05/06

Mon

2024

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

05/31

Tue

2011

東海2011【3】 ☆速さ・2人が公園のまわりを同じ方向へ進む問題☆

A先生とB先生は、健康のために毎週日曜日に、1周1㎞ある公園の周りを、同じ方向に、A先生は歩き、B先生は走ります。ある日曜日、A先生はトイレの前から歩き出しました。先に走っていたB先生は、A先生が歩き出してから4分後にトイレの前を通過し、さらにその5分後、675m先でA先生を追い抜きました。A先生は6周して帰宅しました。その後B先生も帰宅しました。2人が同時に通過した場所のうちで、トイレに最も近い場所はトイレから何m離れていますか。
 
※ 画像はクリックすると拡大します。

tokai301.png









※ 続きを見る場合は、下の「解説はこちらから」をクリック!



Aがトイレを出発してから675m先の地点でBに追いつかれるまでの流れを次のような図に表してみると、Aが675mを進むのにかかった時間は4+5=9分、Bが675mを進むのにかかった時間は5分なので、
 
・Aの進む速さ→675÷9=分速75m
・Bの進む速さ→675÷5=分速135m
 
となります。
 
※ 画像はすべて、クリックすると拡大します。

tokai302.png




また、BがAに追いついたのはトイレから右回りに675m進んだ地点ですが、このコースは1周1㎞=1000mなので、トイレとの距離は次の図のように1000-675=325mと考えられます。
 
※ 左回り・右回りのうち、トイレまでの距離が近い方を採用する。

tokai303.png







上の図の状態から、BはAに1000÷(135-75)=3分の50分ごとに追いつくので、その間にAは75×3分の50=1250mずつ進みます。
 
つまり、追いつく地点は上の図から1250mずつ先へずれていくので、たとえば2回目に追いつく地点は、675+1250=1925m、1925-1000=925mとなることから、次の図のようにトイレから右へ925m、左へ1000-925=75mの地点です。

tokai304.png








そんな感じで、Aが帰るまでに進んだ6周=6000mを超えるまでの追いつき地点を確認してみると、
 
・3回目→1925+1250=3175m、3175-3000=175mなので、トイレから右へ175m
・4回目→3175+1250=4425m、4425-4000=425mなので、トイレから右へ425m
・5回目→4425+1250=5675m、5675-5000=675mなので、トイレから右へ675m、左へ1000-675=325m
 
となります(次は6000mを超えるのでアウト)。
 
以上から、追いつき地点の中でトイレに最も近いのは、トイレから左へ75mのとき(2回目の追いつき)です。


PR

Comment

お名前
タイトル
E-MAIL
URL
コメント
パスワード

学校名で検索!

「フェリス」、「麻布」などの学校名を入力して検索すると該当記事の一覧が表示されます。 「該当なし」だったらごめんなさいm(_ _)m

最新記事

(12/18)
(12/17)
(12/16)
(12/15)
(12/14)
(12/13)
(12/12)
(12/11)
(12/10)
(12/09)
(12/08)
(12/07)
(12/06)
(12/05)
(12/04)
(12/03)
(12/02)
(12/01)
(11/30)
(11/29)

最新コメント

[11/07 ゆんたく]
[11/07 娘のママ]
[08/18 ゆんたく]
[08/18 NONAME]
[05/17 ゆんたく]
[05/16 グレートマジンガーZ]
[01/15 ゆんたく]
[01/14 NONAME]
[01/14 NONAME]
[01/14 NONAME]

プロフィール



HN:
ゆんたく
性別:
非公開
職業:
たびびと(Lv.4)
趣味:
チェロの演奏
自己紹介:
かつてゆんたくと呼ばれていたゆんたくです。

こんなゆんたくへ何か個人的に連絡したいことがおありでしたら、下記アドレスまでメールにてお願いいたします。

hassysar@gmail.com


カウンター





Copyright © 気まぐれ解説カフェ(仮) : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]