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2011

実践女子2011【3】 ☆植木算・正方形の土地の周囲に木を植える問題☆


正方形の形をした公園のまわりに桜の木を植えます。木と木の間隔を15mにすると用意した桜の木は2本余り、12mにすると10本足りません。ただし、木は正方形の4すみには必ず植えることにします。
 

用意した桜の木は全部で何本ですか。
 

この公園の面積は何㎡ですか。
 
 
※ 続きを見る場合は、下の「解説はこちらから」をクリック!





木と木の間隔を15mにすると木が2本余り、12mにすると10本足りないので、15mおきと12mおきで使う木の本数の差は、次の図のように2+10=12本であることが分かります。
 
※ 画像はすべて、クリックすると拡大します。


jjj1.png



正方形の4すみに必ず木を植えるには、正方形の1辺を12mと15mの公倍数にすればOKです。
 
そこで、もし正方形の1辺が12mと15mの最小公倍数である60mだとしたら、12mおきと15mおきで使う木の本数の差が何本になるのかを確かめてみます。
 
正方形の1辺が60mのとき、まわりの長さは60×4=240mなので、その土地の周囲へ12mおきと15mおきに木を植えるときに必要な本数は、
 
・12mおき→240÷12=20本必要
・15mおき→240÷15=16本必要
 
なので、その場合の本数の差は20-16=4本になります。
 
つまり次の図のように、1周240mだと差が4本実際の差は12本なので、1周の長さを12÷4=3倍にすれば、12mおきと15mおきに木を植えたときに必要な木の本数の差が12本になるはずです。


jjj2.png











正方形のまわりの長さが240×3=720mのとき、その土地の周囲へ12mおきと15mおきに木を植えたときに必要な木の本数は、
 
・12mおき→720÷12=60本必要
・15mおき→720÷15=48本必要
 
なので、本数の差がちゃんと60-48=12本になっています。
 
用意していた桜の木は、12mおきに植えようとすると10本足りないので、60-10=50本になります。
 
※ 15mおきに植えると2本余るので、48+2=50本と求めてもOK。
 
 

さっきの問題で、正方形の公園のまわりの長さは720mであることが分かりました。
 
つまり、正方形の1辺の長さは720÷4=180mなので、面積は180×180=32400㎡になります。




 
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