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Thu
2011
①
木と木の間隔を15mにすると木が2本余り、12mにすると10本足りないので、15mおきと12mおきで使う木の本数の差は、次の図のように2+10=12本であることが分かります。
※ 画像はすべて、クリックすると拡大します。
正方形の4すみに必ず木を植えるには、正方形の1辺を12mと15mの公倍数にすればOKです。
そこで、もし正方形の1辺が12mと15mの最小公倍数である60mだとしたら、12mおきと15mおきで使う木の本数の差が何本になるのかを確かめてみます。
正方形の1辺が60mのとき、まわりの長さは60×4=240mなので、その土地の周囲へ12mおきと15mおきに木を植えるときに必要な本数は、
・12mおき→240÷12=20本必要
・15mおき→240÷15=16本必要
なので、その場合の本数の差は20-16=4本になります。
つまり次の図のように、1周240mだと差が4本、実際の差は12本なので、1周の長さを12÷4=3倍にすれば、12mおきと15mおきに木を植えたときに必要な木の本数の差が12本になるはずです。
正方形のまわりの長さが240×3=720mのとき、その土地の周囲へ12mおきと15mおきに木を植えたときに必要な木の本数は、
・12mおき→720÷12=60本必要
・15mおき→720÷15=48本必要
なので、本数の差がちゃんと60-48=12本になっています。
用意していた桜の木は、12mおきに植えようとすると10本足りないので、60-10=50本になります。
※ 15mおきに植えると2本余るので、48+2=50本と求めてもOK。
②
さっきの問題で、正方形の公園のまわりの長さは720mであることが分かりました。
つまり、正方形の1辺の長さは720÷4=180mなので、面積は180×180=32400㎡になります。
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