忍者ブログ

気まぐれ解説カフェ(仮)

中学受験算数の入試問題を今日もゆるゆる解説中。算数プリントの無料ダウンロードは右横カテゴリ「プリントの無料ダウンロード」からどうぞ。

04/27

Sat

2024

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

04/05

Tue

2011

市川2011【1】の(1) ☆濃度・天びん図を利用して食塩水の濃度を求める☆


2つの容器A、Bには、それぞれ3%の食塩水と9%の食塩水が十分に入っています。はじめにAから150g、Bから300g取り出して混ぜ合わせたものに、さらにAとBから同じ(  )gずつ補充したところ、濃度が0.5%下がりました。(  )にあてはまる数を求めなさい。
 
 
※ 続きを見る場合は、下の「解説はこちらから」をクリック!

「濃さ3%の食塩水A150g」と「濃さ9%の食塩水B300g」を混ぜてできる食塩水の濃度を求めるために、次のような天びん図を利用します。
 
※ 画像はすべて、クリックすると拡大します。

ichi1-101.png




上の図の重さの比は左:右=150g:300g=1:2なので、うでの長さの比は左:右=2:1になります。
 
※ 重さの逆比は長さの比
 
つまり、左右のうでの長さの比の合計である②+①=③が9-3=6%にあたるので、比の①は6÷③=2%です。
 
2つの食塩水を混ぜたときの濃度(上の図の赤い□%)は9%よりも比の①だけ少ないので、9-2=7%になります。
 
※ 濃さ7%の食塩水が150+300=450gできました。
 
AとBから同じ重さを取り出して混ぜ合わせると、食塩水の濃度はAとBの濃さの平均である(3+9)÷2=6%になります。
 
つまり、「濃さ6%の食塩水□g」「濃さ7%の食塩水450g」を混ぜたら、濃さが7-0.5=6.5%の食塩水ができたので、その場面を天びん図に表すと次のようになります。

ichi1-102.png




上の図の左のうでの長さは6.5-6=0.5%、そして右のうでの長さも7-6.5=0.5%なので、左右のうでの長さは同じです。
 
うでの長さが同じなら、左右の重さも同じはずなので、上の図の左側にある□gには、右側と同じく450gがあてはまります。
 
つまり、同じ量ずつ補充した3%と9%の食塩水の合計は450gなので、どちらの食塩水も450÷2=225gずつ入れました。


PR

Comment

お名前
タイトル
E-MAIL
URL
コメント
パスワード

学校名で検索!

「フェリス」、「麻布」などの学校名を入力して検索すると該当記事の一覧が表示されます。 「該当なし」だったらごめんなさいm(_ _)m

最新記事

(12/18)
(12/17)
(12/16)
(12/15)
(12/14)
(12/13)
(12/12)
(12/11)
(12/10)
(12/09)
(12/08)
(12/07)
(12/06)
(12/05)
(12/04)
(12/03)
(12/02)
(12/01)
(11/30)
(11/29)

最新コメント

[11/07 ゆんたく]
[11/07 娘のママ]
[08/18 ゆんたく]
[08/18 NONAME]
[05/17 ゆんたく]
[05/16 グレートマジンガーZ]
[01/15 ゆんたく]
[01/14 NONAME]
[01/14 NONAME]
[01/14 NONAME]

プロフィール



HN:
ゆんたく
性別:
非公開
職業:
たびびと(Lv.4)
趣味:
チェロの演奏
自己紹介:
かつてゆんたくと呼ばれていたゆんたくです。

こんなゆんたくへ何か個人的に連絡したいことがおありでしたら、下記アドレスまでメールにてお願いいたします。

hassysar@gmail.com


カウンター





Copyright © 気まぐれ解説カフェ(仮) : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]