忍者ブログ

気まぐれ解説カフェ(仮)

中学受験算数の入試問題を今日もゆるゆる解説中。算数プリントの無料ダウンロードは右横カテゴリ「プリントの無料ダウンロード」からどうぞ。

05/02

Thu

2024

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

02/02

Wed

2011

灘(1日目)2011【5】 ☆場合の数・4種類の硬貨を使って50円や100円を作る☆

1円硬貨と5円硬貨と10円硬貨と50円硬貨がそれぞれたくさんあります。これらから必要な枚数だけ取り出して、合計金額を10円にする方法は4通り、合計金額を50円にする方法は( ① )通り、合計金額を100円にする方法は( ② )通りあります。
 
 
※ 続きを見る場合は、下の「解説はこちらから」をクリック!


合計金額を50円にするには、「50円硬貨だけ1枚」が1通り、「10円硬貨を5枚」も1通りあり、それ以外のパターンは「10円硬貨を何枚使うのか」に注目してていねいに数えていきます。
 
たとえば10円硬貨を4枚使うとき、残りの50-40=10円の作り方は、5円硬貨を2枚使う、1枚使う(1円硬貨は5枚)、0枚使う(1円硬貨を10枚)の3通りになります。
 
※ 10÷5=2なので、5円硬貨は最大で2枚、最小で0枚。使い方は2+1=3通り
 
また、10円硬貨を3枚使う場合、残りの50-30=20円の作り方は、5円硬貨を4枚使う、3枚使う、2枚使う、1枚使う、0枚使うの5通りになります。
 
※ 20÷5=4なので、5円硬貨は最大で4枚、最小で0枚。使い方は4+1=5通り
 
他の場合も同じように計算して求めてみると、
 
・10円硬貨を2枚使う→残りは30円、30÷5=6なので、6+1=7通り。
・10円硬貨を1枚使う→残りは40円、40÷5=8なので、8+1=9通り。
・10円硬貨を0枚使う→残りは50円、50÷5=10なので、10+1=11通り。
 
となることから、「50円硬貨だけ1枚」と「10円硬貨を5枚」以外の組み合わせは、3+5+7+9+11=35通りあることが分かります。
 
したがって、4種類の硬貨で50円を作る方法は全部で1+1+35=37通りになります。
 
 
合計金額を100円にするには、「50円硬貨を2枚」が1通り、「50円硬貨1枚とそれ以外の硬貨との組み合わせ」が何通りか、そして「50円硬貨を1枚も使わない作り方」が何通りかあります。
 
 
【50円硬貨1枚とそれ以外の硬貨との組み合わせ】
 
とりあえず50円硬貨を1枚使えば、残りの50円は10円硬貨・5円硬貨・1円硬貨の組み合わせで作ればOKです。
 
ただ、さっきの問題で
 
・50円を10円硬貨だけで作る→10円硬貨を5枚の1通りだけ
・50円をそれ以外の組み合わせで作る→全部で35通り
 
となることをすでに確認済みなので、残りの50円を10円硬貨・5円硬貨・1円硬貨の組み合わせで作る方法は全部で1+35=36通りとなることがすぐに分かります。
 
 
【50円硬貨を1枚も使わずに100円を作る】
 
50円硬貨を1枚も使わずに100円を作るには、とりあえず10円硬貨だけ10枚使う方法が1通りあります。
 
また、10円硬貨を9枚しか使わない場合、残りの100-90=10円は5円硬貨と1円硬貨を組み合わせて作ることになります。
 
その場合、10÷5=2なので、5円硬貨は最大で2枚、最小で0枚となることから、最後に残った10円の作り方は2+1=3通りとなることが分かります。
 
10円硬貨を8枚使う場合は、残りの100-80=20円をさっきと同じように5円硬貨と1円硬貨の組み合わせで作ります。
 
その場合、20÷5=4なので、5円硬貨は最大で4枚、最小で0枚となることから、最後に残った20円の作り方は4+1=5通りとなります。
 
他の場合も同じように計算して求めてみると、
 
・10円硬貨を7枚使う→残りは30円、30÷5=6なので、6+1=7通り。
・10円硬貨を6枚使う→残りは40円、40÷5=8なので、8+1=9通り。
・10円硬貨を5枚使う→残りは50円、50÷5=10なので、10+1=11通り。
・10円硬貨を4枚使う→残りは60円、60÷5=12なので、12+1=13通り。
・10円硬貨を3枚使う→残りは70円、70÷5=14なので、14+1=15通り。
・10円硬貨を2枚使う→残りは80円、80÷5=16なので、16+1=17通り。
・10円硬貨を1枚使う→残りは90円、90÷5=18なので、18+1=19通り。
・10円硬貨を0枚使う→残りは100円、100÷5=20なので、20+1=21通り。
 
となることから、50円硬貨を1枚も使わずに100円を作る方法は、「10円硬貨を10枚」の場合の1通りも含めて、1+3+5+7+9+11+13+15+17+19+21=121通りあることが分かります。
 
 
つまり、4種類の硬貨で100円を作る方法は、
 
・50円硬貨だけ→1通り
・50円硬貨1枚とそれ以外の硬貨との組み合わせ→36通り
・50円硬貨を1枚も使わない→121通り
 
となることが分かったので、全部で1+36+121=158通りになります。

 
PR

Comment

お名前
タイトル
E-MAIL
URL
コメント
パスワード

学校名で検索!

「フェリス」、「麻布」などの学校名を入力して検索すると該当記事の一覧が表示されます。 「該当なし」だったらごめんなさいm(_ _)m

最新記事

(12/18)
(12/17)
(12/16)
(12/15)
(12/14)
(12/13)
(12/12)
(12/11)
(12/10)
(12/09)
(12/08)
(12/07)
(12/06)
(12/05)
(12/04)
(12/03)
(12/02)
(12/01)
(11/30)
(11/29)

最新コメント

[11/07 ゆんたく]
[11/07 娘のママ]
[08/18 ゆんたく]
[08/18 NONAME]
[05/17 ゆんたく]
[05/16 グレートマジンガーZ]
[01/15 ゆんたく]
[01/14 NONAME]
[01/14 NONAME]
[01/14 NONAME]

プロフィール



HN:
ゆんたく
性別:
非公開
職業:
たびびと(Lv.4)
趣味:
チェロの演奏
自己紹介:
かつてゆんたくと呼ばれていたゆんたくです。

こんなゆんたくへ何か個人的に連絡したいことがおありでしたら、下記アドレスまでメールにてお願いいたします。

hassysar@gmail.com


カウンター





Copyright © 気まぐれ解説カフェ(仮) : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]