11/13
Sun
2011
(1)
まずは次の図を利用して、それぞれの点数の枠にボールが何回当たったのかを確認してみると、
・1点→5回
・2点→3回
・4点→2回
・6点→1回
・8点→1回
となるので、的に当たった回数は全部で5+3+2+1+1=12回です。
※ 画像はすべて、クリックすると拡大します。
的に当たった回数は全部で12回、そして3人が4回ずつボールを投げた回数の合計も4×3=12回なので、3人とも投げたボールはすべて的に当たり、0点のときはなかったことが分かります。
ボールを4回投げ終わったときの得点は3人とも11点だったので、8点と6点の枠に当てた人は、
・8点に当てた人→11-8=3点なので、残りの3回はすべて「1点」だった。
・6点に当てた人→11-6=5点なので、残りの3回は「2点・2点・1点」だった。
ことが分かります。
つまり次の図のように、3人のうちの2人は、4回の得点の組み合わせが「8点・1点・1点・1点」または「6点・2点・2点・1点」なので、最後に残った1人の得点の組み合わせは、自動的に「4点・4点・2点・1点」に決まります。
上の図の3通りのうち、A君は2点の枠に1回も当たらなかったので、4回の得点の組み合わせは「8点・1点・1点・1点」だったことが分かります。
また、B君は4点の枠に1回も当たらなかったので、4回の得点の組み合わせは「6点・2点・2点・1点」でした。
※ つまり、最後に残った「4点・4点・2点・1点」はC君で確定。
3人が2回ずつ投げ終わったとき、2点は3回当てられていたので、B君は1回目と2回目がどちらも2点、そしてC君は1回目と2回目のどちらかが2点でした。
また、3人が3回ずつ投げ終わったとき、6点に1回当たっていたので、次の図のように、B君の3回目は6点だったことも分かります。
B君は4回の得点の組み合わせが「6点・2点・2点・1点」であり、3回目までに「6点・2点・2点」の3つは使ったので、4回目は1点でした。
したがって、B君の得点は1回目が2点、2回目も2点、3回目は6点、4回目は1点になります。
(2)
5個ある「1点」のうち、1個はB君が4回目に当てたときの得点なので、問題文にある「3人が3回ずつ投げ終わったときに、1点は4回」という条件を満たすためには、次の図のように
・A君の得点→1回目から3回目まですべて1点に当てる
・C君の得点→1回目から3回目のうち、どこか1回は1点に当てる
となっている必要があります。
A君は4回の得点の組み合わせが「8点・1点・1点・1点」であり、1回目から3回目がすべて1点だったので、A君の4回目は8点だったことが分かります。
また、C君は4回の得点の組み合わせが「4点・4点・2点・1点」であり、1回目から3回目までに1点と2点が1回ずつあったことは確定なので、C君の4回目は4点でした。
【補足】
C君の得点についてもう少し細かく見てみると、
・1回目から3回目のうち、どこか1回は1点に当てる
・1回目か2回目のどちらかで2点に当てる
という2つの条件を満たすためには、1回目から4回目までの得点が「1点→2点→4点→4点」、「2点→1点→4点→4点」、「2点→4点→1点→4点」の3通りのうちのどれかであればOKです。
その3通りのうちのどれが正解だったとしても、C君の4回目の得点が「4点」であることに変わりはありません。
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